おじいちゃん、おばあちゃんがいたら
昔は赤ちゃんの衣類は別に洗っていたの、って聞いてみてください。
インターネットが普及して、いいかげんな情報が拡散されるまでは、洗濯で赤ちゃんと大人の洗濯物を分ける、など誰も考えてもいなかったはず。
報酬型広告は利益が目的だから、特に洗濯や洗剤に関する知識に乏しい新米の育児ママに不安を煽ってベビー用洗剤なるものを売りつけるのは大変効果的なのでしょう。
多少高くても買うから、洗剤メーカーも便乗する。
そして下記のような儲け本位の宣伝文句がもっともらしく羅列される
『「ベビー服にも、今までと同じ洗濯洗剤を使っていいの?」と心配なママは多いですよね。
赤ちゃんための洗濯洗剤で重視すべきは、低刺激で肌に優しいこと。
赤ちゃんの肌にぴったりくっつくベビー服を、安全な成分の洗剤で洗ってあげたらデリケートな赤ちゃんの肌も安心ですよね。
赤ちゃんのタオルや肌着などの衣類を、普通の洗剤で洗ったりしていませんか?赤ちゃんの肌の厚みは大人の半分程度。乾燥しがちでバリア機能も弱いため、大人用の洗剤では刺激が強すぎて、肌荒れを起こすこともあります。
赤ちゃんの肌に直接触れるものや、口に入るものは、成分や安全性が気になりますよね。
赤ちゃん用のおすすめ無添加洗剤をご紹介します。』
無添加の洗濯用洗剤や中性洗剤が赤ちゃんの衣類の洗濯には役に立たないことは、本ブログ「21:無添加石けんと中性洗剤は肌に優しくない」をご参照ください。
ベビー用の洗濯洗剤が必要だとか、赤ちゃんと大人の洗濯は別々にだとか、ウンザリするほど「情報」は溢れているが、ベビー用の洗濯洗剤の必要性や赤ちゃんと大人の洗濯物を別々に洗わなければならない理由はどこにも見出せない。
何のことはない。はじめから普通の(弱アルカリ性の)洗濯用洗剤でしっかり洗っ
て、しっかりすすげばいいだけのこと。
ベビー用の洗剤など必要はないし、大人と赤ちゃんの洗濯物を別々に洗う必要など全くない。
50年間洗濯を一手に引き受け、3人の子どもを勉強はともかく心身とも健康に育てた筆者が断言する。
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アルカリ助剤として炭酸塩を配合した洗濯用粉石鹸です。洗濯液の弱アルカリをよく保ちスッキリと洗い上げます。残り湯など20~40℃の温水を使い、事前によく溶かすのがオススメ。